
京都中小企業家同友会50年史

先輩の声を見てみよう!

経営者の伸びしろは、一歩踏み出すか、躊躇するかの違いにあると同友会活動を通して実感しています。
私が後継者に名乗り出たのは、実は倒産寸前の老舗家業を「きれいに潰すため」でした。そこに断り切れず入会したのが同友会。ここで経営理念という軸を持てたことが、家業を地域に必要とされる会社にしたいと思えた転換点です。
さらに2014年から9年在籍した青年部会で出会った、「会社を良くする」を共通言語に未来を本音で語り合える仲間たちの存在が、経営危機を乗り越えた今も成長の後押しとなっています。
同友会は、例会事業を通して悩みや問題を解決する手法や人財に溢れた会です。「やる」と決めた瞬間から、伸びしろは無限に広がっていきますよ!
「経営者は孤独」よく耳にする言葉です。希望や目標を抱き、夢を追いかけて起業し、従業員との関係や経営環境を観察し、得意先や金融機関とも良い信頼関係作りに励み、毎日経営活動に邁進する。でも時に将来の不安があり、孤独感すら感じる時はありませんか?
私もそうでした。そんな時、この「同友会」に出会いました。ここには同じような仲間がいました。自分自身の事、自社の立ち位置やビジョン、従業員との関係、組織づくり等、ここには様々な切り口での「学び」があります。その仲間と一緒に「良い経営者とは?」「良い会社とは?」を真剣に考えませんか?
今日、目まぐるしく変化する経営環境。独りで悩まず「同友会」の仲間や様々な例会等で「気づき」「学んで」「実践」し、自社の従業員も巻き込み、もう一歩、一緒に前へ進みましょう!「孤独」から貴方の「居場所」になるはずです。
皆さんのご参加お待ちしております。
私が同友会に入会したきっかけは、経営に対する不安を感じていたことと経営理念をつくりたかったからです。
継承した京生麩を製造する㈲志場商店、その京生麩を提供する飲食店を経営する中で、仕事に追われながらも、将来の方向性に悩んでいました。
そんなとき、信頼する友人に同友会を紹介され、例会に参加してみると、真剣に経営と向き合う方々がおり、「一人で悩むより、仲間と学び合う方が勉強になる」と感じました。
入会してから経営者としての意識が変わりました。
これまでは現場中心で働いてきましたが、「人を生かす経営」実践塾を受講し、会社の方向性や自分の役割、数字やビジョンに向き合う時間が増えました。
経営者仲間が増え、経営の勉強だけではなく、心を開いて話せる友達や先輩がたくさんできました。同じ悩みを持つ経営者皆さんに一度は同友会に関わってほしいと想い、入会活動を活発に活動しております。
長年ドイツで音楽を学んだ経験を持つ私が、なぜ京都同友会に入会したのか――。
それは、音楽と同じように「人・経営」を本気で学び、成長できる場所を求めていたからです。
京都同友会には、さまざまな業種・経験を持つ仲間が集い、互いに刺激し合い、高め合う環境があります。
音楽の世界に身を置いてきた私にとっても、新しい視点や発見が日々あり、自分自身が再び学び、挑戦する喜びを感じています。
経営の悩みも、未来への希望も、ここでは安心して語り合えます。
「入会して、本当に良かった」と心から思える場所です。
入会当時は会社の役員として、多くの学びと出会いを得ながら活動していました。入会と同時に青年部会に所属し、LIA研修も受講。会内での役割も歴任し、それぞれの立場に応じた経験を積んできました。
その経験を糧に、思い描いていたビジョンの実現を目指して独立を決意。
同友会での学びを活かし、起業後すぐに社員の雇用にもつなげることができました。経営理念をつくる「人を生かす経営」実践塾も会費のみで受講でき、理念経営の大切さを学んでいます。
同友会は“究極の会社ごっこ”。自社より大きな組織運営を体験でき、しかも倒産リスクなく思いきりチャレンジできます。こんなお得な会は、入って、すぐ実践あるのみです!
経営者の友達がいなくて相談できる仲間がほしいと思い、同友会に入会しました。最初は緊張もありましたが、皆さん温かく迎えてくださり、すぐに安心して参加できるようになりました。例会やグループ討論では、自分では気づかなかった視点や考え方を学ぶことができ、「なるほど!」と感じる場面がたくさんありました。特に、経営理念や社員との関わり方について見直すきっかけになり、社内の雰囲気も少しずつ良い方向に変わってきています。経営について話せる仲間ができたこと、自分自身が前向きになれたことが、入会して一番良かったことだと感じています。今では学んだことを実践するのが楽しみになり、経営に対する姿勢も大きく変わりました。
女性部会にも所属し、そこでも地域を越えた繋がりができて、いつもパワーをもらっています。
利益の追求やステークホルダーを増やすこと、多くの企業が目指しているこれらは、目的ではなく手段です。企業の目的は企業の数だけあり、ビジョンの実現、理念の追求、それが企業の真の目的です。これに気づけて、そのための本質を学ぶ場所が同友会です。かっこいいですよね!
私は2019年4月に入会し、翌月には【青年部会】にも入会しました。その年に【「人を生かす経営」実践塾】と、【青年部会LIA研修会】を同時受講し修了しています。超高速で貪欲に学んだ結果、たった3年ほどで経営姿勢は正され、貴重な機会をたくさん与えてもらい、そのうえ本音で語り合える仲間ができました。こんなすごい場所を40年間知らなかったなんて!いやしかし、3年前に出会うことができて本当に良かったです。まだ入会していない皆さん、大損こいてますよ!
健幸、ひと、生活をつなぐ地域共生企業として、京都市伏見区向島地域の住み慣れた地域で安心して暮らせるように、【つながり力(地域連携)】を大切に、事業を展開しています。
起業と同時に学びたいと入会した同友会ですが、当初は労使間トラブルが多く、同友会どころではありませんでした。そんな時に先輩経営者から「問題がある時にこそ同友会で学ぶんだよ」と言われ、時間をつくる意識をして例会に参加するようになりました。例会での学びを自社で実践し、トライアンドエラーを繰り返しながら社員とのご縁も事業も発展しています。
今、コロナという予期しない災害にも前向きにとらえていけるのも同友会の会員さんとのつながりもあるからだと実感しています。

株式会社 矢野畳商店
代表取締役 矢野 孝幸さん
事業内容:スタイロ化学畳・新調畳・表替・裏返し、上敷・敷物各種・襖・クロス・其の他畳工事一式
入会:2017年
所属:八幡久御山支部、経営指針成文化委員会
創業者の祖父が高齢で大病に罹り、頼まれて25歳で家業を継ぎました。同友会には他社の経営状況や経営環境、考え方など知りたいと思い入会しました。入会後、「人を生かす経営」実践塾に入塾し学び、考えが変わりました。
まず、個人経営を法人化し、社員に安心して働いてもらうために社会保険に加入しました。
日本に流通している畳の80%が中国産ですが、船で来るので防カビ剤や防虫剤が使われていて、健康に良いとは言えません。日本産はクッション性も通気性にも優れています。
今では、地域を良くしたい、地域に住む人に健康で生き生き暮せる住生活環境を提供したいと考え、国産に特化した販売に変更し、本物のい草、香りを届けています。
同友会にはなんとなく誘われて入会し、当初は経営者でなかった事もあり、紹介者が退会されたため、ほとんど参加しなくなりました。入会後3~4年経った頃、事業承継を意識しだした頃から、参加するようになり、2015年の法人化の時に事業を承継しました。2019年社員共育求人委員会設営の例会参加をきっかけに、共同求人に参加しました。新卒採用に取組むことは、ものすごい冒険でした。採用というゴールを定めることで、すべき課題に一つずつ取り組みました。採用に取り組むために、就業規則や経営指針書を作らなければならないし、指針書に取り組むために、労使見解を改めて考えました。
今はまだ、採用活動の結果は出ていませんが、取り組む事で得たことは、たくさんあります。これらの事が、今後採用から共育へと繋がって行くことが楽しみでなりません。
地域に住む人が当社で働いてくれる人です。豊かな地域作りに貢献したいので、地域イベントにも積極的に参加しています。2023年に完成予定の機械加工工場が着工しました。お客様の要望に応えるために作るのですが、それにより15名増員する予定で地元の雇用も生み出せます。また、土地が安いというメリットを活かして、広い敷地内に体験型の鋳物施設を作り、手作りカフェも併設する予定で僕自身もワクワクしています。
同友会に入会して4年余り、例会などの報告者として自分の想いを述べる機会が増えました。同じ経営者の方々の前で話すことで、自分自身の志が固まっていくのを感じることができます。同友会ならではの良さだと思っています。
20年近く企業に勤め雇用される側だった私が、起業をきっかけに経営を勉強したいと思うようになった時に、同友会は色々な経営者から学べる場所とお勧めいただいて入会することになりました。所属させて頂いている女性部会では女性経営者の集まりということで、女性目線で学べることや経験談から挑戦する気持ちや覚悟を伺い、グループ討論で議論を深め、参加する度に具体的な実践事例を学び、日々の業務に活かしております。
コロナ禍となり、採用業務などを担っている弊社もリモート業務が増え、日々変化に対応しておりますが、これからの多様な社会の中で、同友会での活動を通して経営者として成長できるように努力したいと思っています。
障害者雇用をするために会社を立ち上げて、2022年に37期目に入りました。環境事業としてリサイクル全般と循環型農業の事業を行っています。入会して7年目になります。
同友会には5つの専門委員会があり、私はソーシャルインクルージョン委員会に入っています。ソーシャルインクルージョンとは「全ての人々を孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、社会の構成員として包み支え合う」という意味です。SDGsにもある「誰も取り残さない」という考えに私は共感して、企業経営も同友会活動も取り組んできました。同友会がめざす「人を生かす経営」をこの委員会活動で実感しています。
そうしたことを相談し合える頼もしい仲間が増えたことが、入会して一番よかったことです。これからも障害者雇用実践企業として頑張っていきたいと思います。
当社は祖父の代から同友会に入会していて、私の父親である先代、そして私と三代に亘ります。私は33歳で青年部会に入り、そこでいろいろなお役をさせていただきました。物事の進め方から組織の作り方まで活動の中でいろいろと体験することができ、自社に活かすことができました。まさに同友会活動と自社経営は不離一体だと思っています。
同友会の魅力は様々な経営者の多種多様な価値観や経営経験を自分にインプット・アウトプットできることにあります。そして経営者としての成長はもちろんのこと、多くの仲間(友)ができることも大きな喜びです。
経営者ならではの悩みや弱さ、そういったところを肩肘張らずに自分を出すことができるということも、人生において重要なことだと思います。